中学三年夏休みの勉強2
(つづき)
どんな勉強をしてたの?
夏休みの長い期間を利用して、教科書の内容をノートにまとめるということをしていました。 対象科目は、理科、社会。
学校がある期間でもやっていたのですが、授業や宿題があり、中学の全範囲をまとめるには時間が足りませんでした。
やり方は、単純で、
- 教科書を読む
- 重要な部分を抜粋
- 自分の言葉でまとめる
という感じです。
また、
- 問題で問われそうな語句や説明はオレンジ(または赤)で書く
- 必要最小限にまとめる
- 図を入れる
- 教科書の隅に書いている分も含める
という工夫をしました。
オレンジ色で書くと、赤シートで見えなくすることができるため、 復習ノート兼問題集となります。
教科書の言葉をそのまま移していては、ただの写経となるし、書く量が多くなります。 なので、自分の言葉で、必要最小限の量でまとめます。
文字だけでは、読みづらいし、頭に入りません。 必ず図を入れましょう。
教科書の隅に書いている小さな文やコラムは軽視しがちですが、 そこから試験に出るなんて普通です。 関連する事項を資料集などで調べて確認すると良いですね。
あと、字はできるだけ綺麗に描きましょう。 汚いと復習時読む気になりません。
目次を設定するとページを探しやすくなりますが、 使っていると、自然とどこに何を書いたか覚えるようになるので、 なくても良いでしょう。
利点
- 教科書の内容を自分で噛み砕いて理解するので、頭の中が整理しやすい。
- 問題集として使いまわせる
- 参考書要らず
- 教科書から要点だけを抽出することで、国語の読解力につながる
問題点
- 時間がかかる
- 色をあまり使わないので、見た目が地味
- 重要な部分がわからないと網羅することはできない
- 誤った解釈してしまうと間違って覚えてしまう
以上の要領でノートまとめを行なっていました。
わかる通り、特別な勉強法はしていません。これが現実です。
このノート結構役に立って、その後の試験全てこのノートで乗り切れました。
全部覚えるまで、何度も何度も使ったので、ノートがボロボロになったのを覚えています。
大事なことは、自分に合った勉強法を探す&改良することです。
「こういう参考書あったらいいな」というものを自分で作ってみてはどうでしょうか? その過程でも、身につくものは必ずあります。
私の場合は、「教科書を網羅した、赤シート対応の参考書」を欲していたので自作しました。
(つづく...)